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2012 年07 月12 日

いきなり、とんでもない事態に。どうなる北海道ツアー。

あなご
ドアを開けたら、運転席の床に蛇がとぐろを巻いていた。えっ!? どういうこと? とっさにドアを閉めてしまった。 いまから北海道にむけて出発しようというまさにその時なんであるが、どうなるんだ、これ。 とりあえず、マムシではなくアオダイショウらしいので毒はなさそうだが、蛇は苦手だ。棒かなんかで追い出すか。 恐るおそるドアを開けると、いない。見間違いか。いや、いた。助手席側に移動したのだ。 助手席のドアを開けると、蛇は床シートの隙間からダッシュボードの裏に潜り込んで行くところだった。するすると入ってしまった。 軽四のワンボックスなので、小さなボンネットがある。開けてみたが、内側と繋がっているわけではなかった。蛇はダッシュボードの裏側の隙間に入り込んでしまったらしい。助手席の小物入れを開けて奥をみると、いる。どうしよう。北海道までもっていくか。いやいや。運転中に出てきたりしたらパニックだ。近くの車を買った自動車工場まで恐る恐る運転していった。 へび
事情を説明すると、工場の親爺さんがオレにまかせろと、手袋をつけて、小物入れをはずして手を突っ込んだ。 前にも一度こういうことがあったらしい。そのときは咬まれたそうだ。 蛇の体の一部をひっぱりだしたのだが、しっぽのほうだったらしい。 絡み付いて出てこない。頭からひっぱり出さないとだめみたい。 するりと手から抜けて、さらにメーターの裏側へと移動していった。 メーターパネルを外し、カーオーディオを外し、親爺さんはついに頭をつかむと、蛇を引っぱり出した。 でかい! 伸ばすと 1.5mはありそうなヌシ級の大物だ。ビニール袋に落として口を結ぶ。 ヌシはあとで家の近くで放した。 あおだいしょう
さて、どうして蛇が車内に入り込んだのか。 いくら旅の準備でドアが開けっ放しになっていたとはいえ、蛇が入り込むとは考えにくい。 とすると、一番ありそうなのは、倉庫から積み込んだ荷物(プラネタリウムドームか、寝袋など)のなかに蛇がいたということだ。 運転中に出てきて、びっくりして事故っていたかもしれない。知らずに、寝ようとして足を突っ込んだらそこにいたなんてことになっていたかもしれない。 そう思えば出発前に見つかってよかったと言える。 やっと北海道に向けて出発。まずは新潟市人情横丁の今月開店したばっかりの丼屋「フロムドーン」へ。

投稿者:ヒゲキタ
at 09 :56| 日記 | コメント(1 )

◆この記事へのコメント:

◆コメント

お帰りなさい。ご無事で何より。
それにしても最初の日に大変なことがありましたね。
私も蛇が苦手なので、運転中に出てきたりしたらパニックですねぇ。
まぁ大したことにならなくてよかったです。
北海道旅行記、楽しみにしています。

投稿者: 池ポチャ : at 2012 /07 /13 05 :33

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